4,5年前までオーディオコンポーネントはシルバーが一般的だった気がするが、最近はブラックが多くなってきた気がする。写真のSonyのコンポーネントは2005年発売のものなのでシルバーだが、最新型であるSTR-DA5500ES(TA-DA5500ES)やSCD-XA5400ESはブラックだ。個人的にはどちらも好きだが、シルバーの方が一日の光の具合によって表情が変わるので面白い。またすっぴんのアルミの金属らしい質感も高級感があっていい。
先日STR-DA7100ESの前部の扉のヒンジが破損して扉が閉まらなくなってしまった。この扉は分厚いアルミ製なのだが、ヒンジ部分が金属疲労でボキッと折れてしまったのだ。まったく、ソニー製品って何でこう壊れるのだろう・・・パーツの有無を問い合わせると、残念ながらシルバーは生産終了で入手不可。最新型は全部ブラックだし、諦めるしかない。買い換えか?
いや、今年はオーディオに過剰な投資をしたので買い換えは先延ばしだ。最新の5500ESはi.Link端子を持たないので5500ESにするとなるとSACDプレーヤーも買い換えなくてはならなくなる(マルチをやる場合、SCD-XA9000ESとはHDMI転送)。特にソニーに拘る必要も無いのでDenon辺りも考えると思うが、来月にかけてカメラ機材を刷新する予定なのでしばらくは既存の機材で頑張るしかない。それにSTR-DA7100ES搭載の32ビットS-Master Proの抜群に鮮度の高い音が大好きなので、最新の5500ESのアナログ回路の音がどんな感じなのかも心配だ。ネットの評判では良いらしいが、こればかりは自分の耳で確認しないと分からない。幸いアメリカでは買っても30日以内なら返品可能なので、買って気に入らなければ返品という手もあるが、ちょっと罪悪感がある。ちなみに「調整品」のSTR-DA7100ESがアメリカのSonystyle.comで$499だ。これは凄い(でもブラックのみ)。
しかしアンプとプレーヤー両方買い換えたとしても$3,500もかからない。SACDのマルチチャンネルシステムはオーディオ界の「Best Kept Secret」と言えるのかも知れない。