今日は友人と初対面の方を拙宅に招いて色々な音楽を聴いてもらった。初対面のH氏とは同僚という事が判明。日本人の知り合いが増えて得をした気分だ。
H氏はこれからオーディオを始めようと考えているそうで、ならばと言う事でオーディオ店へ。そこでVienna AcousticsやSonus faber、そしてMartin Loganを聴き比べてみた。H氏は本格オーディオ初体験なので余計な知識は入っておらず、純粋にスピーカーから出てくる音を偏見無しで聴く事ができる。そして今日聴いた限りではVienna AcousticsのBeethoven Baby Grand (T-3GB) を気に入った様子。実は私も今日聴いた中ではこれが一番良かったと感じたので、Hさんと好みは一緒なのかも知れない。ちなみにMartin Loganは指向性が高いので私の好みは全く合わない。
意外にも非常に音の傾向が似ていたのは、Sonus faber Liuto のフロア型スピーカー。店の人もT-3GBとLiutoを切り替えた時、ちゃんと切り替わっているか何度も確認して「音がビックリする程似てますね」と一言。厳密に聴けばソナスの方が若干明るい程度だが、言われなければ本当に分からないくらいだ。ところが両者の価格には2倍近くの開きがある。私なら迷わずVienna Acoustics Beethoven Baby Grandにする。私のBeethoven Concert Grand (T-3G) と比較するとスケール感が若干違う以外は音の傾向は全く同じだ。部屋が大きくなければBaby Grandの方が間違い無く良い。
またしてもVienna Acousticsのコストパフォーマンスの良さに驚嘆した日だった。H氏に聞かれればBaby Grandにしろと答えると思う。